やまみちです。
「仕事仲間」って本当に必要?はじめは私もそう思っていました。でも、今では仕事仲間は必要だと思っています。仕事仲間は強い味方になってくれます。なぜそう思うようになったのか。私の体験談をご紹介します。
こんな人におすすめです
- 仕事仲間って本当に必要?と疑問を持っている
- 仕事仲間をつくるのがちょっとめんどうだと思っている
- 仕事は自分の力のみで乗り切ろうとやや無理している
- 自分の視野はまだまだ狭いなと思っている
- より良い仕事のやり方を模索している
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社外に「仕事仲間」をつくろう
「社外に仕事仲間をつくる」ことをおすすめします。
もちろん社内に仕事仲間を持つことも大切ですが、今回は「社外の仕事仲間」についてお話したいと思います。
「社外の仕事仲間」って?
私の思う社外の仕事仲間とは「社外の人であるにも関わらず、自分が困った時には優先順位を上げて助けてくれる人」。
「この人に頼まれたら断れないな」と思ってもらえるような関係です。
それは誰とでも築けるものではないですし、そう簡単に築けるものでもありません。でも、それが築けた時にはとても強い味方になってくれます。
なぜ社外に仕事仲間をつくるのか?
本当に困った時には強い味方になってくれる
もはや自力だけでは難しい仕事。自分の知識のみでは追いつかない・・・というようなピンチを救ってくれます。
もちろん全てのピンチを救ってもらえるわけではありませんが、ちょっとした助言をもらうだけでも大きなヒントになり仕事が一気に進むこともあります。
例えば
たくさんのネットワークを持っている仕事仲間がいれば、作業シェアできる外注先を紹介してくれるかもしれません。
経験豊富な仕事仲間がいれば、問題解決のためのヒントを教えてくれるかもしれません。
外部の仕事仲間の力を借りることでピンチを乗り切ることができるのです。
あたり前のことですが甘えはダメです。
ちょっとしたことで頻繁に寄りかかるのは甘えです。相手からも仕事仲間とは思ってもらえなくなってしまうでしょう。
もうひとつ。これもあたり前のことですが頼るばかりではダメです。仕事仲間が困っている時には自分も優先順位を上げて手助けしましょう。
仕事仲間とは困った時に”お互い”が助け合える仲なのだと思います。
仕事の視野が広がる
外部の仕事仲間には「社内にはない知識や知恵」があります。
思いもよらない気づきやヒントをもらえることが多々あるのです。
これは仕事のノウハウのひとつですが、異業種の知識や知恵が自身の仕事の問題解決につながることがけっこうあります。
井の中の蛙大海を知らず。
異業種の方の話しは非常におもしろいし、タメになることが多いです。外部の仕事仲間を持つことは自身の仕事の視野を広げることにもなるのです。
楽しく、あたたかい気持ちになれる
困った時にはお互いに助け合う。
「あたり前」のようにも思いますが、いざ仕事となると「気持ちはあるが忙しくて・・・」となることが多いです。実際に私もそうでした。
自分も仕事をしつつ、困っているとはいえ他人のために優先順位を上げて手助けするということはそう簡単なことではないです。
そんな中でも自分が困った時に手を差しのべてもらえると本当にうれしいものです。感謝の気持ちでいっぱいになります。
自分自身も「次にこの人が困っている時には必ず手助けしたい」と自然に思えるようになります。
それはとてもあたたかい気持ちにさせてくれます。
人の優しさに触れ、自分は孤独ではない、困った時にはお互いに支えあえる仲間がいると思えるようになります。
そして同時に心強い気持ちになり、視野も広がり、いろんな可能性を感じることができ仕事そのものも楽しくなったりします。
私の体験談
失敗体験
私が20~30代の頃、仕事仲間なんていうことは考えたことすらありませんでした。
当時、かなり年上の大先輩から社外の方をたくさん紹介いただきました。
大先輩からは「仲良くさせてもらえ。困った時には力になってくれる」と言われていましたが、私はありがいという気持ちはありつつも「ちょっと面倒くさいな・・・」という気持ちも正直ありました。
気持ちは行動にも現れます。
私はせっかくのチャンスをあまり積極的につなげようとはしませんでした。
一度お会いしたきり。
せっかくメールをいただいたのに、ありきたりな定型文のみの返信で済ませたりしてしまいました。
もちろん、そんなことでは仕事仲間になんてなれるはずもありませんでした。
「仕事は自分の力だけで乗り切ってみせる」という根拠のない自信がありました。他人に頼るなんてかっこ悪いという思いもあったのかもしれません。
いま思うとちょっとカッコつけていたのかもしれません。
「カッコなんかつけている場合か!」
「社外の仕事仲間は本当に頼りなるぞ。とても大切な存在だぞ!」
と当時の自分に伝えてあげたいです。
私は自ら多くのチャンスを逃していました。とてももったいないことをしたと今では思っています。
そして、大先輩にも本当に申し訳ないことをしたと思っています。
でも、そんな大失敗があったからこそ、その大切さや貴重さを今こうして実感できていると考えるようにしています。失敗したからこその学びもあります。
仕事仲間のつくり方
少ないながらも私の成功体験です。
大先輩からたくさんの方を紹介いただいたにもかかわらず、多くの方とはそれっきりになりました。そんな中でもごく少数ですが仲良くさせてもらえる方もいました。
年齢が近かったということもあり、仕事仲間というよりも友達という感覚で仲良くなりました。
ある日、私が相談というよりも愚痴に近い感じで仕事の悩みを話したところ、その”友達”は自身が普段使っている整理用のフォーマットを私に送ってくれたのです。
異業種でのフォーマットでしたがそれは私が悩んでいた問題に大きなヒントをくれました。「なるほど、こんな整理の仕方があるのか」と目から鱗が落ちました。
その時に私は自分のみの知識や知恵には限界があり、外部には私の知らない知識や知恵がたくさんあるということを痛感しました。
そのお礼を伝えると、その”友達”はこう言ってくれました。
「困ってそうだったから何とかしてあげたかった」
実際にかなり苦しんでいた私にとっては本当にうれしいできごとでした。その時の気持ちは今も忘れていません。
お願いしたわけでもないのに、何も言わず的確に問題解決のヒントになるフォーマットと助言を送ってくれたその”友達”こそが本当の「仕事仲間」でもあるということに気がつきました。
もしこの人が困っていることがあれば私も手助けしたい。本気でそう思える関係を築くことができました。
本当の仕事仲間とはこういうことなのだなと実感しました。
それからは時々、お互いに時間を見つけては各々の業界情報を交換してお互いの仕事に役立てるようになりました。
仕事仲間をつくるには
「この人は」と思う人がいたら、まずは自分から手助けをする。真摯に接することです。
そうすればお相手もあなたが困った時には助けてくれるようになります。
「いざという時には助けてもらおう」という少々いやらしい気持ちがあってもいいと思います。
そのかわり、もし相手が困っている時は自分ができる限りの手助けをすべきです。その覚悟がなければ本当の仕事仲間はできません。
まとめ
外部に仕事仲間を持つことはとても大切です。
仕事仲間はあなたのピンチを救ってくれたり、
あなたの仕事の視野を広げてくれたり、
あなたの気持ちをあたたかくしてくれたりします。
まずは真摯に人と接して自分から手助けをしてみましょう。そうすればお相手も困った時にはあなたを助けてくれるようになります。
出会えた人、全員と仕事仲間になれるわけではありません。
実はそんな機会はそう多くないようにも思います。
もしそんな機会があればぜひ逃さないようにしましょう。
【仕事に役立つ】という視点では、こんな記事も書いています。「売れる仕組みの基本」は知っておいて損はしません。よろしければご覧ください。
<まとめ記事の紹介>
仕事って難しい、肩の力を抜きたい、自分にはリフレッシュが必要だ、もう少し笑って生きたいという方はこちらの「世知辛い世の中だからこそ、笑って生きる」もご覧いただけたら嬉しいです。
私の経験をお伝えすることでみなさんのお役に立てたら嬉しいです。