【小津安二郎監督】おすすめ映画「東京物語」

映画で笑う
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やまみちです。
小津安二郎監督の映画でおすすめの作品は?と聞かれたら、「東京物語」をおすすめします。なぜ「東京物語」なのかを実際に私が映画を観た感想を含めてまとめてみました。

私が学生の頃に観た時の感想は、「とてもかわいそうな話しだ」でした。それが、親になってから観ると、「とても切ない話しだ」というふうに感想が変化していました。

こんな人におすすめです。

  • 小津安二郎監督のおすすめ映画を知りたい
  • 子どもが生まれて親となった、これから親となる
  • 古き良き名作映画を観てみたい

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小津安二郎映画なら「東京物語」をおすすめします

【出典:Wikipedia 東京物語】

小津安二郎監督の「東京物語」。

ぜひ観ていただきたい作品のひとつです。

私は学生の頃に一度、そして子どもができて親となってからもう一度、「東京物語」を観ました。

親子関係の”子ども目線”で観た場合と”親目線”で観た場合とで、映画を観たあとの感想が異なりました。

目線が違うだけで、こんなにも受けとめ方が違うものかと驚きました。

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まずは、あらすじを簡単にご紹介します。

実際に映画を観ていただきたいので、あらすじはごく簡単に。

簡単あらすじ

尾道に住む老夫婦。

夫婦には5人の子供がいます。

ある日、老夫婦は東京で暮らしている長男と長女のところに東京見物がてら遊びに行きます。

しかし、長男・長女は東京での自分たちの生活に忙しく、両親をかまっている暇がありません。時に両親を邪魔もの扱いしてしまうことも。

そんな中で優しくしてくれたのが、戦死した次男の妻の紀子(原節子)でした。

紀子はわざわざ仕事を休んでふたりを観光地に連れていったりと精一杯もてなします。

途中、長男と長女のはからいで老夫婦は熱海旅行をしますが、それも決して楽しいものではなく、ふたりは尾道へと帰っていきます。

ふたりは子どもたちが優しくなかったことを嘆きながらも、自分たちの人生はいいのもだったと語り合うのです。

【参考】Wikipedia

なぜ「東京物語」をおすすめするのか?

おすすめする理由は2つです。

理由のひとつ目は、とにかく「いろんなことを考えさせられた映画」という点です。

非常に奥深い作品だと思います。

理由のふたつ目は、「親子関係という普遍的なテーマ」であるという点です。

親子関係にはいろんなかたちがあると思います。

「東京物語」ではよくありそうな、身近な親子関係をリアルに描くことで、観る側を映画の中に引き込んでくれます。

いろんなことを考えさせられた映画

「東京物語」は観終わって、晴れやかな気持ちになれるような作品ではありません。

子ども目線での思い、親目線での思い。いろんなことを考えさせられた映画です。

自分にも思いあたることがあるという「自戒」や「切なさ」「さみしさ」。

子どもにとっての親とは?親にとっての子どもとは?

とにかく、いろんなことを考えさせられた映画でした。

私は小津安二郎監督の全作品を観たわけではありませんが、この作品はとにかく印象的なものでした。

いくつかのシーンが今でも目に焼きついています。

脚本の巧みさはもちろんのこと、「小津調」と言われている厳密な構図を意識していたことやローポジション(カメラを低い位置に置いて撮影。生活する人の目線に合わせた)による効果だと思っています。

親子関係という普遍的なテーマ

「親子関係」という誰にでも関係あるであろうことがテーマになっています。

多くの場合、子どもは大人になると自分自身が別の家族を持つようになります。

そして、その子どもも大人になれば、また別の家族をつくるようになり、それが繰り返されていきます。

その過程の中で、子を思う親の気持ち、親を思う子の気持ちが揺れ動きます。

「東京物語」を観ると、そういった気持ちの揺れ動きを俯瞰して見ることができます。

実際に「東京物語」を観て思ったこと

「東京物語」のおもしろさは映画を観たタイミングで感想が異なることです。

観たタイミングに応じて、私の感想をまとめてみました。

とにかく「切ない気持ち」になる

まずは、学生の頃にはじめて「東京物語」を観た時の感想です。

私は「とてもかわいそうな話しだ」「なんてひどい、薄情な子どもたちなんだ」という感想を持ちました。

その時は気がつきませんでしたが、どこか「他人事」のような感想だったと思っています。

そして、
子どもができ、親となってからの感想は、とても「切ない気持ち」になりました。

完全に親目線になっていました。

  • もし自分の子どもに同じような扱いをされたらどう思うのだろうか?
  • 子どもには子どもの生活があるのだから、それは仕方のないことではないか?
  • 私は自分の親に似たようなことをしたことはないだろうか?

とても、「切ない気持ち」になりました。

親目線でいろんなことを感じることで、結果的には「自分の親をもっともっと大切しなければ」と思うようにもなりました。

それまでは、実際に高齢となった親から頼み事をされて、何度か「ちょっと面倒だな」と思うこともありましたが、いまでは感謝の気持ちを持って応えるようにしています。

こんな「切ない気持ち」に親をさせたくないし、私自身もなりたくないと思っています。とはいえ、こればかりは子どもの思い次第ですね。

「東京物語」はとても「切ない気持ち」になる映画です。

その「切なさ」はたまらなく心にグッと食い込んできます。

私の親も「東京物語」を観たのだろうか?

ふとこんなことを考えてしまいました。

私の親も「東京物語」を観たのだろうか?

もし観ていたとしたら、どんな気持ちで観たのだろうか?

「うちの子どもたちも似たようなことになるのかな・・・」

「いやいや、うちの子どもたちなら決してこんなことはない」と思ってくれるのだろうか?

おそらく観てはいないだろうと思ってはいますが、確認できないままでいます。

確認できずとも、感謝の気持ちを忘れないようにしたいと思っています。

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まとめ

小津安二郎映画なら「東京物語」をおすすめします。

なぜなら、「東京物語」は、

いろんなことを考えさせてくれる映画であり、

「親子関係」という誰にでも関係があるであろうことをテーマにした作品だからです。

とにかく「切ない気持ち」になる映画で、この「切なさ」は心にグッと食い込んできます。

ぜひおすすめしたい作品のひとつです。

他にも、映画の魅力とは何かを、私の経験も踏まえて記事にしてみました。よろしければ併せてどうぞ。

【参考記事】

映画って本当におもしろいです。

<まとめ記事の紹介>
仕事って難しい、肩の力を抜きたい、自分にはリフレッシュが必要だ、もう少し笑って生きたいという方はこちらの「世知辛い世の中だからこそ、笑って生きる」もご覧いただけたら嬉しいです。

私の経験がみなさんのお役に立てたら嬉しいです。

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