【坂本龍馬はどんな人?】その魅力と学び

歴史で笑う
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やまみちです!
坂本龍馬はどんな人?どんな魅力を持った人?私が思う坂本龍馬の魅力は「人を惹きつける人間力」です。なぜ、そう思うのか?そして、そこからの学びについてもまとめてみました。

歴史には諸説あるという前提で、私なりの解釈や想像も含めてこんなふうに考えるとおもしろい、ワクワクするということをご紹介します。

こんな人におすすめです。

  • 坂本龍馬についてどんな人だったのかを知りたい
  • 坂本龍馬の魅力について知りたい
  • 歴史に興味を持ちはじめている。歴史をもっと好きになりたい

※本ページはプロモーションが含まれています

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坂本龍馬の魅力とは?そして、学びとは?

【出典:Wikipediaより】

坂本龍馬は歴史上の人物の中で私が大好きな人物のひとりです。

私が歴史好きになったきっかけをくれたのが司馬遼太郎の「竜馬がゆく」でした。私の坂本龍馬像はこの「竜馬がゆく」の影響を多分に受けています。

【参考記事】

最近の研究では坂本龍馬の歴史的な功績はさほど大きくはないという見解もありますが、それを否定するつもりは全くありません。

その正否は専門家にゆだねさせていただき、私なりの坂本龍馬の魅力をまとめることで少し気持ちがワクワクしたり、歴史っておもしろいと思っていただければと思っています。

【簡単】坂本龍馬はどんなことをした人?

坂本龍馬はどんなことをしたのかを簡単に。

  • 1836年1月3日(天保6年11月15日)土佐藩(今の高知県)に生まれる
  • 1853年武術修行のため江戸へ遊学。北辰一刀流の桶町千葉道場の門人に。この年にペリーの黒船来航
  • 1856年に2度目の江戸剣術修行へ
  • 1861年武市半平太率いる土佐勤王党に加盟し、尊王攘夷の方向へ
  • 1862年27歳の時に脱藩(藩を抜けることで重罪)
  • 同年、勝海舟と出会い、門人となり、1863年には神戸海軍塾塾頭に任ぜられる
  • 勝海舟の紹介で西郷隆盛に面会。1865年貿易会社と政治組織を兼ねた亀山社中(のちの海援隊)を結成
  • 亀山社中には薩長両藩和解の目的もあり、1866年の薩長同盟に尽力
  • 1867年後藤象二郎に政治綱領の八項目を提示(船中八策)
  • 1867年大政奉還(徳川幕府の終焉)。後藤象二郎を介し、そのきっかけをつくる
  • 1967年12月10日(慶応3年11月15日)に京都の近江屋で暗殺される

【参考】Wikipediaより

わずか31年の生涯でした。

誕生日と命日が同じ11月15日というのも、なんだか感慨深いです。

坂本龍馬の魅力

私が思う坂本龍馬の魅力は大きく下記の3点です。

  • 人を惹きつける人間力
  • 柔軟な思考
  • 大きな器

細かい魅力まで書きはじめると切りがなくなりそうなので、大きく3点にまとめてみました。

人を惹きつける人間力

坂本龍馬の大きな魅力のひとつです。

龍馬に接した人の多くが、その人間力に惹きつけられていたように思えます。

西郷隆盛、大久保利通、木戸孝允、武市半平太、中岡慎太郎、板垣退助、伊藤博文、大隈重信、陸奥宗光などなど。各々の残された言葉にそれを感じます。

私自身もその人間力に魅せられてしまったひとりです。

土佐を抜け、日本のために帆走したその思いの強さ、行動力。その容貌や話し方、持っている空気感など、いろんな要素が重なって人間力は形成されるのだと思います。

私は遠く及びませんが、坂本龍馬のような魅力的な人間力を身につけたいと思っていました。そして、今もそのあこがれは続いています。

例え、追いつかないまでも理想としたい人間像、自分なりの道しるべがあるということは、とても心強いものです。

柔軟な思考

坂本龍馬はとても柔軟な思考の持ち主でした。

人の話しに耳を傾け、「なるほど」「これはいい」と思ったことは素直に受け入れています。

それにより、視野を広げ、世界や時流を見つめつつ、柔軟に考え方を変え、行動しています。

龍馬ひとりによるものではありませんが、薩長同盟や大政奉還などはその行動によるものだと思うのです。

かたや、私はもともと全く素直ではありませんでした。

しかしながら、ものごとをうまく進めるためには人の話しにしっかりと耳を傾けることが大切だということを学びました。

今では日々の生活や仕事で、傾聴をとても大切にするようになりました。

大きな器

西郷隆盛もそうであったように、人は「大きな器」を持っている人に魅力を感じます。

幕末の人たちの龍馬評を見ても、その器の大きさを感じます。

器の大きさというものは、その人が生きてきた環境や経緯、考え方、意志の強さ、優しさや思いやりなどで出来上がってくるのだと思います。

だからこそ、「大きな器」を持った人には魅力を感じるのだと思うのです。

坂本龍馬からの学び

学びとしては、「ものごとに迷った時の道しるべ」を得たことです。

こうありたいと思える人物像を得ることができたのは、私にとっては非常に大きく、貴重な出来事でした。

生きていると迷うことが多々あります。迷いながら生きていると言ってもいいかもしれません。

そんな中で、私にとっては「迷った時の道しるべ」となっているのです。

それは司馬遼太郎の「竜馬がゆく」に登場する「竜馬」による影響も大きいと思っています。

しかしながら、それが「龍馬」であっても「竜馬」であっても、私にとってはとても大切な「道しるべ」であり、ワクワクする存在なのです。

ワクワクできるような存在って、とても魅力的だとも思うのです。

3つの魅力を裏づけるエピソード

【出典:Wikipediaより 海援隊士】

3つの魅力に関するエピソードを紹介します。

幕末の人物たちの言葉や史実、私なりの解釈などもまじえながら、まとめてみました。

<人を惹きつける人間力>ユニークで魅力あふれる手紙

坂本龍馬の人を惹きつける魅力を垣間見れるものとして、「手紙」があります。

特に気心の知れた姉・乙女に宛てた手紙はとてもおもしろく、龍馬の人間味が伝わってきます。

有名な手紙では「エヘンの手紙」があります。

勝海舟の門人となり、そこで期待されている自分を「エヘンエヘン」と姉に自慢しています。とても素直でユニークな表現に思わず、ほくそ笑んでしまいました。

また、幕府役人のことを嘆いて、「日本を今一度せんたくしたいと思っています」という手紙も龍馬らしさが垣間見れる有名な手紙です。

また、大久保利通はこんなことを言っています。

「土佐に非凡の人なきや」の問いに、「アル、アル、大アリである。坂本龍馬という男がある」(Wikipediaより)

明治政府を支えた英傑、大久保利通の言葉には坂本龍馬の人間力の強さを感じます。

大久保利通についてもう少し詳しく知りたいという方はこちらの記事も併せてどうぞ。

【参考記事】

<柔軟な思考>勝海舟との出会い

坂本龍馬は多くの知見者の話しを聞き、柔軟に取り入れていました。

明治維新後に勝海舟はこう言っています。

「坂本龍馬、彼はおれを殺しに来た奴だが、なかなかの人物さ。その時おれは笑って受けたが、沈着いて、なんとなく冒しがたい威権があってよい男だったよ」(Wikipediaより)

斬りに行ったはずの勝海舟の話しに聞き入り、感銘を受け、弟子入りしてしまったのです。

また河田小龍に国際情勢を学び、佐久間象山には砲術、漢学、蘭学なども学んでいました。他にもさまざまな人物の話しを聞き、判断材料を得ていたのだと思います。

<大きな器>西郷隆盛の言葉

西郷隆盛は坂本龍馬をこのように評しています。

「天下に有志あり、余多く之と交わる。然れども度量の大、龍馬に如くもの、未だかつて之を見ず。龍馬の度量や到底測るべからず」(Wikipediaより)

大きな器の代表格のような西郷隆盛のこの言葉にはとても重みを感じます。

西郷隆盛についても記事を書いてみました。もし興味がありましたら併せてお読みください。

【参考記事】

また、坂本龍馬は明治維新後は要職を望まずに、「世界の海援隊でもやるか」と語っていたようです。

明治政府に参加し、私腹を肥やした人たちが多かったことを考えると目先の利益にとらわれない気概を感じます。

実際に私はこう考え、こうしている

【坂本龍馬・中岡慎太郎 遭難之地】

坂本龍馬は私にとって、「迷った時の道しるべ」的な存在になっています。

私は坂本龍馬遭難の地となった京都近江屋の跡地を訪れた際に、その石碑の前に立ち、日ごろの道しるべとさせてもらっていることのお礼を伝えました。

とても楽しく、充実した時間を過ごすことができました。

京都近江屋跡地以外にも、坂本龍馬ゆかりの地を紹介した記事をまとめてみました。よろしければ併せてお読みください。

【参考記事】

もし京都に行くようなことがありましたら、ぜひ参考にしてみてください。

最後に私の体験談を2つ紹介します。

仕事で迷った時に

実際にこんなことがありました。

社内がふたつに割れ、反目した空気が流れていました。

ですが、お互いの考え方の違いはあれど会社を良くしたいという思いは同じでした。

私はあえてどちらにもつかずに、お互いに利を持たせることでなんとか”薩長同盟”をと試みました。今は社内でいがみ合っている場合ではないと思ったからです。

しかしながら、坂本龍馬のようにうまくはやれませんでした。

私の視野の狭さやものごとの本質をつかみ切れていなかったこと、人間力不足などもあったと思っています。

うまくはいきませんでしたが、自分にとっての道しるべがあるのは非常に心強く感じました。

人と接する時に

人とやりとりをする時には俯瞰して見るようにしています。

自分のため、相手のため、それだけではなく、もっと別の視点はないだろうか?

ちょっと大げさにいうと、それは世の中のためになるのだろうか?と考えたりもします。

実際に世の中のためになるようなことはほとんどありませんが、さまざまな人の意見や知見を踏まえて、ちょっと俯瞰してみることは自分の視野を狭くしないためにも大切なことだと思っています。

もともと素直さが足りない私は、柔軟な思考を少しでも持とうと意識するように心がけています。

そうしていると、時々ではありますが、思ってもいなかった良い方向にものごとが進むこともあります。

まとめ

坂本龍馬の魅力を大きく3つにまとめると

  • 人を惹きつける人間力
  • 柔軟な思考
  • 大きな器

の3点です。

そして、坂本龍馬からの学びとしては

「ものごとに迷った時の道しるべ」を得たことです。

自分なりの道しるべを得ることは、とても心強いものです。

この記事があなたにとっての道しるべを得るためのきっかけになれたら幸いです。

<まとめ記事の紹介>
仕事って難しい、肩の力を抜きたい、自分にはリフレッシュが必要だ、もう少し笑って生きたいという方はこちらの「世知辛い世の中だからこそ、笑って生きる」もご覧いただけたら嬉しいです。

私の経験がみなさんのお役に立てたら嬉しいです。

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