やまみちです!
京都で坂本龍馬の足跡をたどろうと思っているかたへ。私の実体験からぜひおすすめしたいスポットと私なりの楽しみ方も合わせてご紹介します。
私は坂本龍馬に大きな魅力を感じています。
司馬遼太郎の歴史小説「竜馬がゆく」の影響も大きいのですが、歴史的な事実や私の中での想像も含めて坂本龍馬が大好きです。
そんな私が多数ある京都のスポットの中から「ここだけはぜひ!」というところを選んでみました。
こんな人におすすめです。
- 京都に行って坂本龍馬の足跡をたどろうと思っている
- 足跡をたどるだけではなく、いろんな楽しみ方をしてみたい
- 京都旅行を計画している歴史好きなかた
私は歴史の専門家ではないので、それが事実か否かということを突き詰めるつもりはありません。このブログもそういったことを目的にはしていませんので、その点はご容赦ください。
※本ページはプロモーションが含まれています
<京都>坂本龍馬めぐりのおすすめスポット
京都で坂本龍馬の足跡をたどるのであれば、この5か所はぜひ訪れて欲しいです。
伏見にある寺田屋のみは少し離れた場所になりますが、その他の4か所は徒歩でもまわれます。
足に自信のある方は徒歩でめぐることをおすすめします。徒歩でめぐると足跡の距離感を実感することができてリアリティが増すからです。
寺田屋のみは電車を利用してもよいと思います。
- 寺田屋(伏見の宿)
- 酢屋跡(坂本龍馬寓居跡)
- 池田屋跡(池田屋騒動の地)
- 近江屋跡(坂本龍馬・中岡慎太郎遭難の地)
- 霊山墓地(坂本龍馬・中岡慎太郎の墓)
京都の各スポット紹介とその魅力
寺田屋(伏見の宿)
京都在中に坂本龍馬がよく利用していた伏見の宿。
いまも「寺田屋」としてのこっています。建物の中を見学することもできるので、ぜひ入ってみてください。
現在の寺田屋は再建されたものなのだそうですが、当時の空気感を知るには充分な魅力をのこしています。
見どころ①:お龍のお風呂
坂本龍馬の妻である、お龍が入浴中に寺田屋周辺の異変に気づき、お風呂から2階にかけ上がり、その異変を知らせて龍馬は難を逃れることができたというエピソードがあります。
そのお風呂がなんとのこっていて、実際に見ることができるのです。
このお風呂は当時のものではないという話しもありますが、事実は私にはよくわかっていません。そこはあまり気にせずに楽しんでみてください。
お風呂場のすぐ横には階段があり、その階段を上がった左手に坂本龍馬の部屋があります。
この位置関係をその場で見ると「お風呂場から階段をかけ上がっていくお龍の姿」が目に見えてくるような気がしてきます。
見どころ②:龍馬のピストルの弾痕
龍馬がよく利用していたという部屋の柱には多数の刀傷があります。
そして柱には龍馬が逃げる際に撃ったといわれるピストルの弾痕ものこっているのです。
柱の弾痕には直接触れることができるので、その部分はツルツルになっていました。
私も含めて多くの人が弾痕に触れてきたのだと思います。みなさん、どんなことを思いながら触れたのでしょうか。
私は窓側から部屋の入り口側に放たれた弾痕をみて、撃ってすぐにこっちの窓から外に脱出したのかな?などと想像して楽しんでいました。
その場でいろいろと想像するのはとても臨場感があって楽しいですよ。
他にも龍馬の世話をした寺田屋女将・お登勢の写真などもあります。また龍馬と結婚したお龍もしばらくこの寺田屋で働いていたこともあるそうです。
見るべきポイントがたくさんあって、寺田屋はとても楽しめます。
酢屋跡(坂本龍馬寓居跡)
龍馬はこの「酢屋」にいることが多かったようです。
ここも見学することができます。
私も中に入って部屋の窓の前に腰をおろして、その窓から外を眺めてみました。
もちろん外の景色は変わっているとは思いますが「龍馬もこうやって外の景色を眺めていたのかな」と想像すると、より一層の親近感がわいてきました。
池田屋跡(池田屋騒動の地)
新選組の名を一気に知らしめた騒動の地として有名です。
騒動の当日、龍馬は池田屋にはいませんでした。しかしながら、この騒動では多くの仲間を失いました。
龍馬にとっても忘れることのできない、大きな騒動だったのではないでしょうか。
私がなぜ池田屋をおすすめスポットの中にあえて入れたかというと、この池田屋は先ほどご紹介した「酢屋」からすごく近い場所にあるのです。
徒歩でこの距離感を知った私はいろんなことに想像をめぐらせました。
「こんなに近かったのか・・・」
「騒動後はどんな気持ちでこの酢屋で過ごしたのだろうか」
点で知っていた情報が線でつながったような気がしました。これは実際に歩いてみないとなかなか実感できません。
足跡は意外と狭いエリア内にひしめき合っているのです。
近江屋跡(坂本龍馬・中岡慎太郎遭難の地)
坂本龍馬、最期の地です。
河原町通りという、わりと人どおりの多い、ごく普通の街中にその場所はあります。私がはじめて訪れた時は「えっ、こんなところに!?」と思ったほどでした。
私は石碑の近くでしばらく目を閉じて妄想にふけりました。
150年以上の時をさかのぼった感じがしました。
”その日”、龍馬は右方向から来たのか?左方向から来たのか?それとも?いろいろと想像してみます。
そして、私の目の前をとおり過ぎてゆこうとする龍馬を私は呼び止めてみましたが、彼はまっすぐ近江屋へと行ってしまいました。
「やはり止めることはできなかったか」
「できるはずはないか・・・」
少し寂しい気持ちにもなりましたが、とても充実した時間でした。
霊山墓地(坂本龍馬・中岡慎太郎の墓)
京都の霊山墓地に坂本龍馬のお墓があります。
龍馬の隣には近江屋で一緒に襲撃を受けた中岡慎太郎のお墓もあります。
見逃してしまう人も多いのですが、その二人のお墓の横には同じ日に犠牲になってしまった世話役の「藤吉」のお墓もあります。
墓標がやや小さいので気がつきにくいのですが、ぜひ一緒にお参りください。
京都の霊山墓地には他にもたくさんの維新の志士たちのお墓があります。池田屋騒動で亡くなった志士たちの多くもここで眠っています。
私はこの霊山から見る京都の景色が大好きです。
坂本龍馬と一緒にこの景色を眺めているような気分になれるからです。
京都の霊山墓地については、こちらの「木戸孝允(桂小五郎)について」の記事でも詳しく触れています。もし興味がありましたら併せてどうぞ。
想像して楽しもう
歴史の”その場”でいろいろと想像してみるのはとても楽しいです。
”その場”にいることで、ぐっとリアリティが高まります。
150年以上も前のこの場所で・・・
「こんな出来事があったのか」「他にはどんな人たちがここにいたのだろうか?」「その時、どんな気持ちだったのだろうか?」などなど、いろいろと想像をめぐらせてみましょう。
ある程度、歴史的な背景などを知ってから”その場”を訪れると、より具体的に想像を楽しむことができるのでおすすめです。
もし”その場”に説明文の看板があれば、じっくり読んでみてください。「えっ!?そうなの?」「それはすごい」「知らなかった」などの発見があるかもしれません。
各スポットを徒歩でめぐるとその距離感がわかります。例えば「酢屋」と「近江屋」もさほど離れていません。わりと近いのです。
あの日、もし龍馬は「近江屋」ではなく「酢屋」にいたのなら・・・いやいや、「酢屋」が危ないからと「近江屋」に移っていたのだ。でも、しかし・・・
「酢屋」と「近江屋」の距離感を知ってしまうと、ついそんなことを考えてしまうのです。
まとめ
京都で坂本龍馬の足跡をたどろうとしている方に向けて、おすすめの5選を紹介させていただきました。
- 寺田屋(伏見の宿)
- 酢屋跡(坂本龍馬寓居跡)
- 池田屋跡(池田屋騒動の地)
- 近江屋跡(坂本龍馬・中岡慎太郎遭難の地)
- 霊山墓地(坂本龍馬・中岡慎太郎の墓)
足に自信のあるかたには、伏見の寺田屋以外は徒歩でめぐることをおすすめします。
各スポットの距離感を足で実感することで「ここと、ここはこんなに近かったの!?」などあらたな発見があるかもしれません。
そして”その場”で目を閉じて、150年以上も前のことを想像してみてください。
”その場”はあなたに何かを伝えてくれるかもしれません。
歴史って、本当におもしろいです。私なりに歴史のおもしろさを記事にしてみたので、よろしければご覧ください。
<まとめ記事の紹介>
仕事って難しい、肩の力を抜きたい、自分にはリフレッシュが必要だ、もう少し笑って生きたいという方はこちらの「世知辛い世の中だからこそ、笑って生きる」もご覧いただけたら嬉しいです。
私の経験が少しでもあなたのお役に立てたら嬉しいです。