やまみちです!
大勢を目の前にしたプレゼンや報告会で緊張してしまう。前日も心配・不安で眠れない。当日、頭が真っ白になってしまった・・・私も20代の頃、同じような経験をし悩みました。
私の経験をもとにその悩みを少しでも軽減できたらと思います。
こんな人におススメです
- 大勢を目の前にしてしまうと緊張してしまう
- プレゼンや報告会の経験がまだ少ない
- 新入社員~入社3年目くらいまでの若手の方
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プレゼンや報告会で緊張してしまう
「緊張はするもの」です
ほとんどの人は緊張するものです。
そして、適度な緊張は必要です。真剣に取り組んだことであれば、ある程度の緊張はあって当然だと思います。
しかし、緊張しすぎてしまうと失敗も・・・
目の前には怖そうな顔をした人、眼光鋭い人、切れ者そうに見える人、自分の父親・母親よりもはるかに年上の人・・・
「緊張するな」というほうが無理です。
【私の経験】緊張しすぎて失敗
私にも入社1年目でこんな失敗経験がありました。
ある簡単な報告会をはじめて任されることになりました。結果報告のみとはいえ、かなり緊張したことを覚えています。
自分なりに報告のポイントを事前に整理しておき、相手の目を見ながら報告会スタート。
途中、ちょっとしたところでつまづいたとたんに動揺。とりつくろおうと思えば思うほど動揺が加速。
結果、頭が真っ白に・・・
「頭が真っ白になる」って、こういうことかと実感しました。
ひたすら報告書を読み上げるしかありませんでした。もはや報告ではなく読んでいるだけでした・・・
自分が何を話しているかさえもわからなくなっていました。
報告会が終わったあと
お客さんのほうから「かなり緊張していたね!」と笑って声をかけていただけたのが救いでした。
あとから知りましたが事前に先輩がお客さんに「まだ新人なので」という根回しをしてくれていたそうです。
当時(30年以上も前ですが)は「新人はどの会社にもいる」「お互いに協力しながら育てていこう」という非常に暖かい環境もあったようです。
感謝しかないです。
緊張という敵は自分の中にいる
「聞き手」をコントロールするのは難しい
話しを聞いてくれる「聞き手」をコントロールすることは難しいです。
「人が大勢いすぎて緊張するので半分出ていってください」とは言えません。
「そんなに怖い顔で聞かれたら緊張するので笑顔で聞いてください」。
これは言えなくもないですが状況や空気感をよんだうえでの高等テクニックです。うまく場がなごめばよいですが、空気がフリーズしたらと思うとけっこうな勇気と経験が必要です。
プロの噺家さんは「聞き手」の空気感さえもコントロールするという話しを聞いたことがありますが、これは初心者には難しいです・・・と偉そうに言っていますが、私もそんなテクニックは持ち合わせていません。
「自分」をある程度コントロールすることはできる
事前の準備をしっかりやることで自信を持つ。
自信が持てると少し気持ちが落ち着いてきます。こちらのやり方は後ほど具体的にお話します。
気持ちを意識的に切り替える。
あえて「大したことではない」と思い込むことで少しでも気持ちを楽にすることもできます。私自身も気持ちを少し切り替えただけで、ふっと力が抜けた感じがして極度の緊張感から解放された経験が実際にありました。
つまり「緊張という敵は自分の中にいる」ということです。
緊張を軽減するためにした対策【テクニック編】
読み上げ原稿をつくる
話し言葉ですべて原稿をつくってしまう。
基本的にはそれを読み上げる。”読み上げればよい”と思うと気持ちが落ち着いてきます。仮に頭が真っ白になったとしても、これを読み上げれば最悪の事態は回避できる。
その気持ちのゆとりが自分を落ち着かせてくれます。慣れるまではこれもありです。
報告書を長々と読みあげるよりはこのほうがマシです。
話し言葉なので多少の抑揚もつけられます。多少のアドリブを入れられる余裕も出てきますよ。原稿は心強い味方になります。
話しのポイントにマーカーをつける
話しの流れを意識してマーカーをつける。
ポイントとなるキーワードにマーカーでラインをつけておきます。
マーカーのつけ方はその順番をたどれば話しの流れになるようにつけていきます。行間は自分の言葉で埋めていく。これなら多少は自分らしいプレゼン、発表になりますが、ちょっと中・上級編になるかもしれません。
繰り返し練習
自信がつくまで繰り返し練習する。
時間を計りながら繰り返し練習して安定してくると自信がつきます。これだけ練習したのだから大丈夫!という意味でも気持ちが少し落ち着いてくるものです。
とはいえ、練習しすぎも禁物です。
練習して、ある程度スムースに連続して2~3回できるようになったらOKです。あとは本番前に2回ほどリハーサルしておきましょう。
練習しすぎて寝不足、疲れ切ってしまってはなんにもなりません。適度なところで切り上げましょう。
緊張を軽減するためにした対策【マインド編】
彼も人なり我も人なり
私がこのブログを書こうと思ったきっかけはこれを伝えたかったからです。
目の前にいる大勢の方々も自分と同じただの人。
もちろん自分よりも経験豊富な先輩方ですが、あえてそう思う、思い込むことで気持ちを楽にします。
「彼も人なり我も人なり」
あえて極端なことを言ってしまうと発表の場の目の前はお花畑だと思ってもいいです。
これは慣れるまでです。本来は相手の目や動きを見ながら、それに合わせて話し方を変えるべきですがこれは次のステップでよいです。
まずは慣れることを優先するのなら、相手の方には申し訳ないですが最初は”お花畑”になってもらいましょう。
これから将来、100回以上のプレゼン、発表の場があるとするならば最初の数回くらいはいいでしょう。
ただし相手の方へのリスペクトは必要ですし、ぜったいにバレないように思い込むだけにしておきましょう。
プレゼンである程度の緊張感は必要
過度の緊張は失敗につながるのでなんとか自分をコントロールしたいですが、ある程度の緊張感は必要です。
緊張感が全くなくなってしまったら、それは相手にも伝わり「熱意がない」「真剣みを感じない」という印象になってしまいます。
真面目に真剣に取り組んでいれば、ある程度の緊張感はあるはずですし必要です。緊張ゼロを目指す必要はないということです。
プレゼン時あるいはお客さんと会話する際に役立つ雑談ネタのおすすめはこちらから。私の経験談ですが、いまでも役に立っています。
まとめ
緊張という敵は自分の中にいる。
「自分」の中のことであるならば、ある程度コントロールも可能です。
- 事前の準備をしっかりやることで自信をつける(テクニック)
- 自分の気持ちをやや強引に切り替えて気持ちを楽にする(マインド)
私の経験からではありますが、この2つの方法があります。
あくまでもこの方法は「とりあえず苦しい現状をなんとかしたい」とお悩みの方の”短期的な解決策”のひとつです。
時間をかけて経験を積み重ねていくうちに自然と「過度な緊張」から「適度な緊張」へと変わっていきます。
その中で自分なりのプレゼン、報告のテクニックを高めていっていただければと思います。
けっして高いスキルや経験談ではありませんが、私の経験が「これから経験を積み重ねていく」という方々のお役に立てたら嬉しいです。
<まとめ記事の紹介>
仕事って難しい、肩の力を抜きたい、自分にはリフレッシュが必要だ、もう少し笑って生きたいという方はこちらの「世知辛い世の中だからこそ、笑って生きる」もご覧いただけたら嬉しいです。